生活習慣病の主な症状:脳梗塞・心筋梗塞

生活習慣病の主な症状の一つである脳梗塞と心筋梗塞について説明します。

脳梗塞とは脳の動脈の内腔が詰まり、そこから先に血液が流れないために、脳細胞が死んでしまう病気です。特に中心の太い動脈がつまると、広い範囲の脳細胞が死んでしまうため、命の危険にさらされます。細い血管の場合は症状に気づきにくく、症状を感じないことがあるため、健康診断などではじめて発見されるケースも少なくありません。50歳以上になると多く見られる病気です。

脳梗塞の最も大きな原因は高血圧です。脂肪分の多い食事などは、脂肪分が血管内に蓄積しやすくなるため非常に危険です。また脳内出血同様に、喫煙、運動不足、肥満、ストレスも大きな影響を及ぼします。症状としては、手足に力が入らなくなり、手足のしびれ、言葉が上手くしゃべれなくなり、めまいなどの神経症状が現れます。重症の場合は、意識がなくなり、最悪命を落とすこともあります。

生活習慣病の主な症状の一つである心筋梗塞は、心臓へ酸素と栄養分を供給する冠状動脈に動脈硬化が進行することによって、動脈が狭くなり、さらに悪くなると閉塞し血流が遮断されてしまいます。このとき心臓は酸素と栄養分の供給がストップしてしまうため、細胞が死んでしまいます。これを急性心筋梗塞といいます。原因は肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙が主なものです。そのほかにストレスや飲酒も関係してきます。

生活習慣病の主な症状:高血圧

生活習慣病の主な症状の一つである高血圧について説明します。高血圧とは血圧が高い状態のことです。血圧は心臓の左心室が収縮するときに最大となり、拡張するときに最小となります。そのため血圧は収縮期血圧と拡張期血圧があります。収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上の場合に高血圧となります。高血圧は様々な病気の原因となりますので、定期的な測定が必要です。高血圧の原因として考えられる生活習慣は、塩分の取りすぎやカリウム不足、飲酒、肥満、運動不足、ストレスなどが考えられます。特に肥満と高血圧は密接に関わっています。

生活習慣病の主な症状である高血圧の治療としては、軽度の場合では生活習慣の改善が一番効果があります。特に食事と運動に気をつけるだけで充分に効果があります。塩分の取りすぎに注意をし、更に、カリウム不足を補うために、野菜や海藻類を毎日の食事の中に積極的に多めに取り入れるようにしましょう。また運動不足対策をすることで肥満を防止することができますので、この機会にきちんとした生活習慣を取り入れることが大切です。

高血圧のために薬で治療をしている場合であっても、生活習慣を改善することで薬を減らすことができます。高血圧を放置していると、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、狭心症や心筋梗塞などの、虚血性疾患を引き起こすことがありますので、きちんとした対応が必要です。

生活習慣病の主な症状:肺扁平上皮がん・大腸がん

生活習慣病の主な症状の一つである肺扁平上皮がんと大腸がんについて説明します。

肺扁平上皮がんは、気管から気管支の内部を覆っている扁平上皮という細胞ががん化してしまうために起こる病気です。肺扁平上皮がんの主な原因は、喫煙やストレス、食生活の乱れなどがあり、特に喫煙は一番大きな原因となっています。肺扁平上皮がんは初期段階ではX線などでも確認することはできません。主に血痰として異常に気づくことがあります。大きくなると気管支外壁に現れ、X線で確認出来るようになります。肺扁平上皮がんならないためには、まずは禁煙を実行することが一番大切です。

大腸がんは小腸の末端につながる盲腸から結腸、直腸、校門までの大腸粘膜上皮に発生するがんです。また結腸にできると結腸がん、直腸にできると直腸がんとよばれます。最近では欧米型食生活が日本でも浸透しているため、大腸がんの患者が急速に増加をしています。大腸がんは、高脂肪、繊維食の不足などの欧米型の食生活が原因としてあげられます。脂肪分の多い食事は、腸内の胆汁酸や腸内細菌などと作用しあい、発がん性物質をつくります。それが大腸の粘膜に長期間に渡り接触することでがんが発生するのです。また飲酒、運動不足、ストレスなども大腸がんの原因となります。

生活習慣病の主な症状:糖尿病

生活習慣病の主な症状の一つである糖尿病について説明します。糖尿病はすい臓でつくられるインスリンが不足したり、インスリンの作用が妨げられることによって、血液中のブドウ糖の量が異常に増加する病気です。糖尿病には2種類あります。1型糖尿病はインスリンが作れない糖尿病で、インスリン注射が必要となります。2型糖尿病はインスリンの分泌がうまくいかない糖尿病で、ブドウ糖が上手く使われないために血糖値が高くなります。

糖尿病の大部分は2型糖尿病です。主に遺伝と、不適切な生活習慣によりなる病気です。食べすぎや飲みすぎ、運動不足などの不適切な生活習慣により肥満になることが原因です。食事で摂取した余分なエネルギーは脂肪内に蓄えられます。しかしその状態が長い間続くと、インスリンの働きが低下して、血液中の糖分が過剰な状態になります。

生活習慣病の主な症状である糖尿病は最初は自覚症状はみられません。初期段階では健康診断などでおこなわれる血液診断が有効となります。糖尿病は病気の進行とともに、のどの渇きで水分を多く取るようになり、トイレの回数も増えます。また倦怠感などの症状があらわれてきます。

糖尿病の検査は主に血液検査でおこなわれます。早朝空腹時の血糖値が126mg/dL以上の場合、または随時血糖値が200mg/dL以上の場合などに糖尿病と診断されます。糖尿病は視力障害や腎臓障害、神経障害などの合併症を引き起こす非常に恐ろしい病気です。このような事態にならないためにも、日々の生活習慣に気をつけていく必要があります。

生活習慣病の主な症状:高脂血症

生活習慣病の主な症状の一つである高脂血症について説明します。高脂血症は血液中の総コレステロールや中性脂肪が多い状態を総称します。高脂血症では、動脈の内側の壁面にコレステロールなどの成分が付着することによって、動脈硬化を引き起こします。そして血管内腔が閉塞してしまい、そのために心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。

生活習慣病の主な症状である高脂血症の原因としては、遺伝体質や食生活の乱れ、飲みすぎ、食べすぎ、運動不足などの不適切な生活習慣にあります。高脂血症は通常は自覚症状はありません。そのため健康診断でチェックすることが重要です。高脂血症のまま長期間過ごしていると、動脈硬化が進行し、その結果、胸痛や足の歩行痛、一時的に手足が麻痺するなどの症状が現れます。いずれも動脈硬化の症状が心臓、足、脳に現れたことによるものです。

高脂血症は血清総コレステロールが220mg/dL以上の場合、もしくはLDLコレステロールが140mg/dLの場合、中性脂肪が150mg/dL以上の場合などに診断されます。高脂血症の予防には、動物性脂肪を減らし、食物繊維を多く含んだ野菜や、大豆、海藻などを積極的に摂るように心がけましょう。また食事の総カロリーを減らし、飲酒量を減らし、定期的に運動をするようにしましょう。

生活習慣病の主な症状:痛風

生活習慣病の主な症状の一つである痛風について説明します。痛風とは、血液中の尿酸値が高いことで、関節などの組織に尿酸が結晶となって蓄積し、結晶を白血球が除去しようとして関節内に炎症が起こり、痛みが出る症状です。痛風の原因としては、肥満や、飲みすぎなどがあり、圧倒的に男性に多く起こります。

生活習慣病の主な症状である痛風は突然起こります。ひどい足の関節痛があり、じっとしていても痛むことがあります。多くは足の親指の付け根が痛みだし、腫れて熱をもちます。診断としては、痛みとして現れる以外には、尿酸値が9mg/dl以上となると痛風が起こりやすくなるといわれています。健康診断で尿酸値をチェックしておくことが大事です。

痛風は肥満を改善することにより、尿酸値が下がり、良くなります。食事で摂取するエネルギーを制限し、運動などで消費するエネルギーを増やすことが大切です。プリン体という成分は尿酸値を上げるので摂取を控えなければなりません。プリン体が多い食品は、いわし類、内臓類、肉類などがあります。

痛風では他にも尿を排泄することも大切です。水分を1日2000mL程度の飲むようにしましょう。ビールは他のアルコール類と比べても、プリン体を多く含んでいるので注意が必要です。